事例詳細

エアコン補助装置「エアポレーターシステム」による本社ビル検証試験

太陽光 CO2削減

■「エアポレーターシステム」とは
設置された、充填材に水を流して浸透させ、表面に外気(=室外機の吸込空気)を通過させる仕組であり、
外気が充填材を通過する際に気化冷却が起こり、外気温度よりも低い温度まで下がります。
その結果、室外機の吸込温度を低減でき、冷房機器の消費電力削減を実現可能とするシステムです。

従来の問題点

➡ アクアテック社のエアポレーター

当社 新館

東京都新宿区改代町31番地

■自社ビルへの実装および実証試験結果
●Phase1:新館本社ビル 10馬力PACによる実証試験

新館に工場用置換空調の10馬力PACを実装し、その冷却効果を検証しました。

設置状況と機器の仕様

エアポレーター実測試験(2025年6月19日 9~10時)

エアポレーター実測試験(2025年6月19日 13~14時)

・外気温度からマイナス8~9℃を実現
・消費電力を最大15%弱の削減を確認

●Phase2:本館本社ビル ビル用マルチ複数台設置による実証試験

設置状況とエアポレーター取付図面

外気温度と消費電力量の相関散布図

本館3F&4F 空調消費電力量・外気温度 比較図

外気温度の上昇に伴い、消費電力量も増加する傾向が確認でき、設置後は外気温度が高い局面でも消費電力量が抑制
(※36~37℃の外気温度でも、施工前に比べ消費量が低い)

■まとめ
◎エアポレーターの導入により、約15%~20%の省エネ効果が確認でき、
 外気温が高い真夏でも消費電力量を抑制できており、ピークカット効果が期待できる
◎今回の実績から「安定的に15%以上の省エネ効果を発揮」と評価でき、
 顧客への導入拡大に寄与できると推測
 (業務用ビルにおける空調消費電力の割合 約40~50%)
◎水の使用量は1台あたり50L~/日 外気条件によって変動

本システムは、このような空気環境が悪条件となる場所には適しません。
①付近から、排ガス中に油分やミストが含まれる場所
②食品加工に伴い、粉塵成分が多く飛散する場所
③その他、同様に空気中に異物や粒子が多く含まれる環境